十日ぶりの更新・・・一切外にも出ずルーティン通りの生活をしていただけなので、正直に白状してしまえば、書くモチベが湧いてこないんですよね。
要は刺激が少ないと書く意欲が湧いてこない・・・つまり今日の俺は一味違う!
まあ、いつもより活動量が少し多かっただけなんだけども。
じゃあ、今日あったことでも書き連ねてみようかな。
まず「砂糖の世界史」という本を読了したので、少し感想を語ってみよう。
本書はなんというか・・・全体的に薄味で雑な印象を受ける。
それは、岩波”ジュニア”文庫という都合のためでもあるのだとは思うが、それにしても「当時の○○人は」や「当時の貧困層は」などの、雑な括りでの価値観への考察が多く、脳内でのツッコミは絶えなかった。
奴隷貿易にしても、ひたすら西欧人が加害者という側面を強調しているのには違和感を覚えた。現地の権力者と利害が一致しての三角貿易だということは流石に知っていることは文章に滲んでいたのに、何故に偏屈な価値観を持ち続けるのか・・・
いや、まあ完全に間違っている訳ではないが、少なくとも白人-黒人の対立軸は棄却するべきだと思った。
散々言ったが、なんだかんだ読了してしまった以上、嫌でも本書のいい点は見つけれれる。
まずは、「世界商品」という概念を軸に据え、経済・貿易の動きを見るという趣旨自体が、分かりやすく、また新たな視点でもあって非常に為になる一例だと思うこと
また、純粋に糖の知識が分かりやすくまとめられており、それを求める人々の描写や考察にしても筋の通ったものもあり、面白く学べたこと。
あー、この流れで言うのもあれだけど、よく考えると話がイギリスに集約しすぎていた気がするな・・・まあ分かりやすく見る措置として真っ当ではあるんだけど、題名の通りにするなら、プランテーションの詳細なども是非知りたかったところではある。
いや・・・砂糖から見るという題名な以上、砂糖は媒介でしかなく、本題は世界史にあるんだろう、そう考えると俺の疑問は筋が通らないな。
上記のように目くじら立てればいくれでも欠点は見つかるが、総合的には良い読書体験だったと思う。まあ知的好奇心があまり働かなかったのは残念だったが、少なくとも今後物事を楽しむ為に必要な知識を得られたと考えると、一石五鳥くらいの収穫と言えるだろうな。
無学な割にやたらと偉そうなレビューをしてしまったが、気を取り直して次だ。
うーん、じゃあ今日やったゲームで「トロピコ5」を取り挙げようかな。
丁度砂糖プランテーションとして史実でも有名な、カリブ海の島で独裁シュミレーションするゲーム。
まあやることと言えば国家運営で、国際社会に気を配りつつ、住民にも媚び諂い、きちんと採算取って、言われた通りのミッションも期限内にこなすという、独裁者の現実を知れるゲームになっている。
これがまあ面白いわけだ。輸出で金を稼いで、次はどんな施設を建てようか、今どうするべきだろうか、こんなことを考えているだけでひたすら楽しい。
軽快な中南米のBGMも相まって、気分も少し上がってくるゲーム体験だ。
明日は今日失敗したミッションを遥前からやり直す苦行を遂行する予定だ、乗り越えて一流独裁者を目指そうと思う。
いいや、一番の独裁者は同志プレジデンテだよ。
ということで時間も時間なので、そろそろ寝ようと思います。
では、おやすみなさい。良い夢みたいね。